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DXとは?

2023/05/19

今回は昨今よく耳にする「DX」の話になります。

DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称であり、
2004年に提唱され、2016年に日本国内で定義された考え方です。

ざっくり言うと「IT技術を駆使して製品(サービス)・業務・組織・社会を変革すること」になりますが、
これだけ聞くと「今までのIT化と何が違うの?」と思われるかもしれませんね。

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今までのIT化は、以下の2つに焦点が当たっていました。

①モノと情報のデジタル化(デジタイゼーション)
(例)
 ・紙の書類を電子化する
 ・会議をオンライン化する
 ・システムへ顧客や売上を入力する

②業務プロセスのデジタル化(デジタライゼーション)
(例)
 ・タブレット端末の導入
 ・RPA(ロボットによる自動化技術)の導入
 ・電子契約サービスの導入

基本的にIT化は ①デジタイゼーション⇒②デジタライゼーション の流れで進んでいく形になりますが、
ここまでは主に企業・組織自体の業務効率化を目指す段階になります。

DXはさらにその先の概念で、デジタル化を進めることで企業価値を高め、
取引先や顧客を含めた社会全体をより良いものにしていくことを指しています。
考え方としては、②デジタライゼーション を推し進めた結果として ③DX が実現するという流れとなります。

日本は海外に比べてDX化がまだまだ浸透していない面がありますが、国内でもDX化に成功した企業はあります。
以下にその一部を紹介します。

◆くら寿司株式会社(外食)
AI技術(ディープラーニング)を用いて、マグロの目利きアプリ「TUNA SCOPE」を開発。
⇒一部の職人に依存する業務が自動化され、安定した品質と価格で商品が提供可能となった。

◆トライグループ(教育)
スマホやタブレットから無料でオンライン授業を視聴できる「Try IT」のサービスを提供。
⇒端末とインターネット環境さえあれば、時間と場所を問わず誰でも勉強が可能となった。

◆スターバックスコーヒージャパン(外食)
事前に注文と決済を行えるスマホアプリ「MobileOrder & Pay」を提供。
⇒顧客はレジに並ぶ必要がなくなり、商品の受け渡しもスムーズになった。

◆クボタ(建機・農機)
建機・農機の故障診断アプリ「Kubota Diagnostics」を開発。
⇒診断プロセスを効率化し、機械の停止時間を削減することができるようになった。

◆資生堂(化粧品)
顔認証技術とAI技術を利用した「バーチャルメイク」のサービスを提供。
⇒時間帯を問わずオンラインでカウンセリングを受けられ、そのまま商品を購入することができる。

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現在多くの企業や組織が自社のビジネスモデルを見直しながらDX化を進めていますが、
まずは現状の分析して課題を明確化することが第一歩となります。

何から着手すればよいのか?どのように実現すればよいのか?費用対効果が見合うのか?
ハイテックスにもDXに関する多くのお問い合わせを頂いており、業務に応じたご提案をさせていただいています。
まずはお気軽にご相談頂ければと思います。

最後は弊社の宣伝のようになってしまいましたが、今回はここまでになります。
次回も乞うご期待ください。

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