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もっと知りたい! ICTリフォーム・1
2013/08/21
ICTリフォームって何?
システムの見直しを考える時、少し前までは、古くなったものを最新のシステムに入れ替えたり、新しく作り直したりすることがほとんどでした。
しかし最近は、今ある資産を活用して改築するリフォームの要望が増えてきています。
これまで弊社が相談を受けるケースでは、他社から導入したシステムに満足されておられないお客様が多いんです。
もちろん、完璧なシステムというものは滅多にありませんし、何度か改善して使い勝手が良くしていくこともできますが、何年か使っていくうち、使われていない機能や、足りない機能が出てきます。
時期が経つにつれ、仕事内容とシステムにズレが生じてくることが非常に多いのです。
現状とのズレを修正し、将来の変化にも対応
何年も仕事の内容が全く同じという企業はありません。時間と共に変化してくるのが普通です。
住宅のリフォームの場合には、高齢になった時や、子どもが大きくなった時のことを考えて改築するように、システムの見直しについても、ちょっと先を考えて対応していく必要があります。
ICTリフォームでは、規模や内容にもよりますが、現在のシステムの基礎となる部分や使える部分は残し、使い勝手の悪いところを直したり、新しく必要になったものを追加したりすることができます。
大幅なコスト削減も
システムリフォームのご相談で、維持費がかかりすぎるとお悩みの企業も少なくありません。
ソフトウエアのライセンス料に、年間百万円以上支払っていたり、専用線を使っているため毎月数十万の維持費をかけている企業もあります。
このような"何もしなくてもかかってしまう費用"を、他の技術と置き換えることで、大幅なコストダウンが実現することがあります。
通信コストは下がっている?
あまり知られていないのですが、新しいサービスには価格が下がってきているものも多いので、通信のラインを変えるだけで、速くなるし安くなることもよくあるのです。
また、オープンソース、オープンライセンスを用いることで、ライセンス料を抑さえたり、サービスのレベルに見合わない専用サーバーをクラウドサービスに置き換えるなど、最新の技術を適切に組み合わせることでも、ランニングコストを下げることは可能です。
必要以上にコストをかけている部分や、使っていない部分を洗い出し、スリム化することも、システムリフォームの大切な役割です。